Piaggio Apeのメンテナンス!ギアが入りません!!

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GsargeBoscoには、様々な乗り物のメンテナンスを行っている。

このイタリアの三輪車・PIAGGIOも立派なBoscoのお客様なのである!!

イタリアの、庶民の足として、イタリアに留まらず全世界で愛されているApe50・・。

今回の入庫は、そんなかわいいイタリアン・Ape君だが、

ギアがトラブルでまともに走らない!っという症状で、

かなり重症の状態で入庫してきたのである。

このApeのオーナーは、これまた物好きで若干変態がかったまさにBosco人のようなオーナーで、

拘りは、個人種目では、ぶっちぎりの優勝!的な”きらり”、と光る何かを持つ非凡人さんだ!

時間はかかるが、Bosco人としては、触りたくてたまらない”おかず”、

なのである。

 

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っということで、

何はともあれ、エンジンごと下ろすことにした。

空冷の2サイクルエンジン、

ミッションごと取り外しにかかるが、

足回りも当然のごとく、一式下ろすことになる。

作業をガンガン進めてゆくが、

Boscoのオートリキシャとの大きな違いをそこで感じることとなる!

そう、ピアッジオには、その全てを記した、サービスマニュアルが存在するのだ・・。

Bosco人もとい、メカニックとして非常にありがたいことなのである。

充実感が、さすが世界のPIAGGIO!

とにかく,なに不自由なく、作業を進めることができてしまうのだ!!

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どちらかというと、

インド産のオートリキシャとそのレイアウトは近く、

全てが一体しているのだが、

ドライブシャフトの取付が、どうもしっくりこない構造だ。

とはいえ、どうしようもないので、マニュアルをガン見しつつ、

作業を進めてゆきます。

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 ゴロっと、エンジンASSYを取り外しました。

非常にコンパクトで、バイクのようだが、

よくよく考えてみると、こいつは・・、バイクなのである・・。

さて、何が悪いのだろうか・・?

早速、エンジンはさておき、

ミッションをバラしにかかる。

ここでも、サービスマニュアルが非常に役に立つのである・・。

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    ↑   ↑

写真付きで、非常にわかりやすいのだ!!

 

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ミッションの中を、よくよく見てみる・・。

デフの、リングギアが、ズリズリになってしまっている。

これでは、まともに走ることもままならないじゃないか・・。

実は、このAPE前回も、リングギアをダメにしてしまっているらしい。

構造上、一番考えられるのは、

バックギアに切り替えた時に、その位置が悪く、

ギアを、ごりっとえぐってしまっていたようなのである。

・・っということは、

バックギアの、位置調整をきっちりとしてあげないと、

リングギアを、交換しても、また同じこととなるのである。

構造を理解することがやはり大事なのである。

今回は、クラッチも交換するメニューで、

ここでも、中々のありがたいアイテムが登場するのである・・。

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ピアッジオクラッチの専用のSSTだ!

こいつがないと、絶対にクラッチをばらすことが出来ないのだ!

いやぁ、さすがイタリアの老舗のピアジオである・・。

そして、今回のOHのメインイベントの一つである、

メインドライブギアの歯数・・。

組み込まれているギアは、

もうすでに、ハイギアへと、変更されていたのである・。

っということは、この状態から、実用性を感じることができる仕様へと、

セッティングしていかないと、いけないのである!!

さて、どうなることなのやら・・・。

 

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Piaggioのメンテナンスは、GarageBoscoへ!!

ご来店、お待ちしております。

 

 

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