Alfaromeo156GTA The Brass Muffler !!
何台かGTAのマフラーは製作してきたが、
触媒後からの製作だと野太過ぎるサウンドになりがちな、
3200ccV6エンジン・・。
今回は、リアピースにこだわってみた。
純正マフラーは、NAながら65φと割と太い、
よって、センターパイプは全て65φで製作する。
純正マフラーはかなり痛んでいたので、
フランジを使用して、
車検が通るようにアレンジを考えながら製作を進めてゆく・・。
フロントパイプと、触媒は純正のままにつき、
抜けすぎることはないが、排気干渉は否めないので、
出来るだけ引っ張るイメージで継いでいく。
ステンレス304マフラー用の直管を、
7度で切り出し、出来るだけまっすぐにしていくのだが、
GTAはマフラーを固定するバンドが少ないので、
負担がかからないようにレイアウトを考えるのも必要なのだ。
純正は一つ目の曲げの後に小さなタイコが付くが、
オーナーさんとのヒヤリングから、
もう少後ろに、大きめの120φのサイレンサーを組み込んで、
リアに取り廻すように製作。
メインサイレンサーの後にフランジを溶接して、
ここからは、リアピース部となるのだが、
一度ここでエンジンをかけてみる・・
うん、中々野太くてパンチの効いた爆音君です!!
そして再度オーナーに確認、音量はどうしましょう?
すると、「爆音でお願いします!」っとの返答が・・・
だが、さすがにこのままでは品が足りないので、
一度絞って二つに分ける。
多連化することで、音量の抑制と、音質をコントロールするのだ、。
見た目の異様さもあるが、個々を排気が通って奏でる音色を想像しながら、
半にやで溶接していく。
そうして仕上がったリアピース、
なんだか楽器のようだ・・。
この自然薯のような異様な形状がいい、
こうすることで左右が違う音色を奏でるようになるのだ・・。
踏み込んでいくと、40000RPMあたりから、
高音が追いかけてくるように、鳴ってくる・・、
そう、まさに管楽器のようなマフラーなのである!!
さて、それではそのサウンドを聞いてみよう・・。
↓ ↓
製作日数約2週間
製作費用 18万円(税別)